ご利用者様の声 福祉施設でも簡単に利用可能。

福祉施設でも簡単に利用可能。身体に負担がかからない唾液PCR検査。もっと身近な存在になってほしい。

今回、社会福祉法人 香月福祉会の浜崎さんにお話を伺いました。

職員の1人がコロナウイルスに感染。念のため職員でPCR検査を受けた。

・今回PCR検査を受けたきっかけや背景をお聞かせいただけますか。

ーはい。施設の職員に感染者が出ました。その職員がコロナを発症する前に実際に勤務に関わっていて、我々は福祉事業施設ですから、通所者の方や職員に影響があってはいけないと思い、施設職員の感染状況が気になり、今回検査を受けることにしました。施設は利用人数が多いのでPCR検査は職員が実施し、通所者の方には抗原検査キットを実施し、ご協力いただきました。全員陰性でした。

・今回は何人で検査を受けられましたか?

ー35人です。40キットを注文し、人数分の35キットを使用しました。

・陽性だった方もキット使われましたか?

ーはい。退院して何日か経って検査したのですが、陽性になってしまいました。陽性になった人のところには、御社提携のクリニックからすぐ連絡が来て、とても丁寧な対応だったと聞いています。

・施設に陽性者が出て、保健所からPCR検査の連絡や支給はありましたか?

ー通所者の方に今回陽性になった職員の濃厚接触者がいたため、PCR検査を受けるように保健所から言われ、地元の病院で検査を受けました。幸い陰性で、職場でのクラスターや職場感染は認められませんでした。しかし、その職員は、通所の方と関わっており、発症前に職場に出社していたので、念のため職員でPCR検査を受けることにしました。

他社と比較検討し、検査クリニックの信頼の高さで選んだ。決め手は、他社にはない個人の住所へ個別で郵送できる点。

・弊社について知ったきっかけを教えていただけますか。

ーインターネットです。PCR検査会社を見比べながら、半日以上かけて検索して探しました。他のところにもお問い合わせをしたのですが、記事を見て連携しているクリニックの信頼性が高いと思いました。

・注文してからどのくらいで検査キットは届きましたか?

ー注文から2日後くらいに届きました。検体は3日ぐらい経ってから送りました。1人ずつ個別で送付可能ですので、自宅から返送した職員もいました。想像の範囲内の日数で届きました。私はグループホームの管理者もやっていて、何度かPCR検査を受けたことがあります。定期的にPCRの検査キットを支給されますが、他と比較して同じくらいの日数で、特に遅いとかは感じませんでした。

・初めて受ける人は困っていたりしませんでしたか?

ー混乱はなかったです。しかし、どうしてもPCR検査に対して、大ごとに捉えてしまう方がおりまして、緊張していたようでした。初めて検査を受ける方が、やはりすごく心配して不安に感じていたようでした。

・弊社独自のシステムで一括管理画面があるのですが、利用しましたか?

ー使いました。全員の結果を一覧で見ることができました。職員個人の検査結果が、(一括確認画面を閲覧できる)事業所にも個人にも検査結果が届いたのはよかったです。

・検査結果が出るまでは施設の活動はしていましたか?

ー通所している方に関しては、通所を控えてもらい、10日間ぐらいご不便をおかけしました。職員には時短で出勤してもらいました。唾液を採取した場所は、ほとんどの人が職場で検体を採取しました。一部は自宅で採った方もいます。私が以前検査したときは、全部まとめて一括で郵送する必要がありました。それをイメージしていたのですが、御社の会社の検査キットは1人ずつレターパックで、個別で郵送できるのはよかったです。

陽性後の丁寧な対応に安心。身体に負担がかからず簡単なPCR検査。もっと身近になってほしい。

・糸島でもコロナ感染者は出ていましたか?

ー多かったですね。わたしたちの職場で陽性者が出たのは、感染者が一番多い日だったので、多くの事業所が苦労してたのではないかと思います。

・現在は通常通り運営しているのですか?

ーそうですね。通所の方は利用を再会して、職員も普通に出勤しています。しかし、外部に関わるレクレーションなどのイベントの実施はできていません。慎重に開催時期をみているところです。

・今回、弊社でPCR検査を受けてよかったですか?

ーはい。結果が出た後の対応、電話でのお問い合わせが丁寧でよかったです。また、メールで色々と質問をしましたが、返信も早く回答も明解だったので安心できました。

ある職員が、退院してからもう一度検査受けて、再び陽性反応が出てしまったの時の対応が手厚かったです。本人からは、自分が陽性になって滅入っていた時に、丁寧にサポートしてくれ、労りの言葉をもらった。良い対応だったと話を聞いています。

・PCR検査をまた利用したいと思いますか?

ーはい。抗原検査と上手に組み合わせて活用できると思います。

コロナにかかったからPCR検査を受けるのではなく、PCR検査がもっと身近な存在になればいいと思います。金額や時間の面で受けるまでのハードルが高いです。唾液を取るだけで、身体に何かするわけではないので、身体に負担はかからないのですが、PCR検査を受けるのを大ごとに捉える方が大勢いらっしゃるので、そのイメージを払拭して欲しいと思います。感染したからどうこうではなく、感染する前に予防的に使えることを知ってもらいたいです。

ありがとうございました。

番外編 ご質問をいただきました。

・検査会社によってレベルに違いあるのですか?

ー弊社は精度管理を徹底しております。医学部の研究者や大学教授と協力して、医療機関の中に検査施設を立ち上げました。疑わしい検査結果が出た場合には、複数回検査を実施し、擬陽性をできるだけ少なくする試みを続けております。他社では1回だけしか検査を実施しないところもあるので、我々からすると不安に思うところもあります。正直、事業者によって精度管理はまちまちですが、今後も我々は、検査回数や試薬などを調整し検査精度の維持に努めたいと思っております。

※本インタビューは2021年10月に実施しました。記事内容はインタビュー当時のものです。