東京マラソン

PCRnowは、3月6日(日)、東京マラソンに出場するランナー全員(約2万名)に対してPCR検査を実施しました。

精度の高い検査でニューノーマルのスポーツイベント実施に尽力

PCRnowは東京マラソンに出場するランナー約2万人の事前PCR検査を行いました。検体を提出したランナーにはもれなく全員に陰性または陽性の確定診断を実施し、検体を提出したランナーで、陰性が確定した方のみに出走していただくという、ニューノーマルのスポーツイベントのニュースタンダードの実現に尽力いたしました。

 

PCRnowは大量の処理能力と高い検査精度をともに実現しており、出走から10日ほど経過した3月16日時点において、東京マラソン開催に関連する新型コロナウイルス感染症のクラスター発生は報告されていません。また、陽性者の見逃し(偽陰性)が疑われるような当日の発熱者もいませんでした。

PCR nowでは、一日あたり数万人の検体を処理できるよう、処理能力が高い検査室を今回新たに増設しており、大規模イベントの受託能力を整えています。

 

なお、検査結果は医療機関による診断として各ランナーに通知し、陽性者には医師による電話問診対応を行いました。

大会主催者によってキットを配布する必要が生じないよう、レターパックで約2.5万件の検査キットを各ランナーの手元まで郵送しました。検査キットを用いて唾液を採取し問診情報を入力する作業はランナーのご自宅にて各自行っていただくことで、検体回収会場での混乱を回避しました。検体回収は出走直前の3日間に分散して東京ビッグサイトで行い、平均して6秒に1人ずつ訪れるランナーの提出作業を混乱なく行うことができました。情報の登録が正常に完了し提出できる状態になっているかどうかの確認にはQRコードを用いて、会場での確認作業の円滑化を実現しました。

 

大会当日に出走会場で2万人のランナー全員の検査結果を主催者が確認できるよう、結果通知をランナーのマイエントリーページと紐づけてフォーマットを簡素に統一し、混乱を回避しました。東京マラソンは予定通りの出走時刻に開催されました。

迅速検査用に浜町ラボを強化しました
ニューノーマルのスポーツイベントの実施はPCR nowの精鋭たちにお任せください

竹口 優三 (医師

田中 奏多 (医師)

小田 啓太 (自治医大特命准教授)