【抜粋版】発熱症状ありの4人に1人が新型コロナ 嗅覚の異常は3人に1人

弊社の郵送PCR検査サービスPCR
now
は、イェール大学助教授の成田悠輔氏率いる半熟仮想株式会社の協力を得て、PCR検査実施時に回収した問診票のデータと陽性率について解析しました。

 

  • すると、主に3点の分析結果を得ました:

     

    1.検査者の多くは現在の行政検査の対象になりにくい人が多い( 濃厚接触ではない接触、症状が軽微、あるいは医師に感染の危険性があると判断されていない)のにもかかわらず、特に体調不良者(問診票の自己申告で体調が不調と答えた者)陽性率が高く、上昇が顕著です11月以前は5.5%であったのに対し、12月単月は11.4%にまで上昇しました。
    2.症状の中でも、特に陽性率が高かったのは発熱と嗅覚異常です。発熱ありの4人に1人、嗅覚異常の3人に1が新型コロナ陽性と診断されています。
    3.一方で、自覚症状も感染者との接触の申告もない場合の陽性率は0.2%と低いす。

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更にコロナを押さえ込むために

1.現在の行政検査の対象(濃厚接触者、症状の重い人、または医師に感染の危険性があると判断された人)だけでなく、自覚的な症状や感染の疑いがある人に対してのPCR 検査も新型コロナウイルス感染拡大を予防することへ繋がると考えられます。
2.同時に、自覚症状も感染者との接触の申告もない場合の陽性率が低いことから、症状や感染者との接触の自覚がある人が自主的に隔離することで、感染を制御できる可能性を示唆しています。

 

3.感染拡大の危険性が低い郵送PCR検査の需要は日に日に高くなっており、毎週検体数が増えています。我々は大学発の強みを生かしたプロトコルを用意し、不活化して、安全性に加え、高い精度を維持する技術開発をしました。今後、この技術を外部組織へ提供することも考慮しており、当ラボだけでなく、日本の各地点に郵送PCR検査のラボを増やしていくことで検査の実施をする医療者や医療機関、行政の負担の低減になり、社会として医療資源の枯渇への対応につながると考えています。

 

 

さらに詳細なデータについては、https://wp.pcrnow.jp/press-release-long106/を参照して欲しい。

 

株式会社 エフメディカルエクイップメント

F-medicalは、新型コロナウィルスの流行初期に、医学部所属の医師・教員・医学生の有志が、米国パンデミックを機に米国日本人医師会を通して米国に医療物資を寄付する目的で設立、4月、日本でも医療物資不足が深刻となり、特定NPO法人ジャパンハートと組み500以上の大病院に総額1.5億円相当の医療用品の寄付を実施しました。その後、新型コロナウィルス対策における社会と政府の隙間を埋めてつなぐことを目指し、国や保健所の指定する濃厚接触者には該当しないが、感染者と接触した可能性がある人や、有症者向けの郵送PCR検査を実施しています。東京TMSクリニックは、米国への医療物資寄付の活動時からF-medicalと協働しているクリニックで、今回はPCR検査用のラボをF-medicalの技術提供で立ち上げました。

 


郵送PCR検査サービス
PCR nowのサービス開始に向けては20207月から始動。11月から感染の拡大と共に、検査依頼数が増加しています。多くの類似郵送PCR検査が無症状者・接触歴がないものを対象に限る中、有症者や接触疑いの検体にも医療機関として対応し、現在の国や保健所がカバー出来ない領域を積極的に対応しているのは他郵送PCR検査にはない特徴で


株式会社エフメディカルエクイップメント
運営責任者名 小田啓太
問い合わせ窓口 info@fmedeqp.com
研究に関するお問い合わせ:小田 啓太 keita-tky@umin.ac.jp
PR担当 藤﨑 恵里子 080-3336-3484
【本社】福島県福島市蓬莱町2丁目31番地の27-101
【東京営業所】東京都千代田区三番町1番地17-6F